今後のサービスロボット市場

皆さん、このコロナ禍の中いかがお過ごしですか?

去年から引き続き、新型コロナウイルスによる影響はいまだに続いています。

そうした中、このコロナで大打撃を受けたホテル業界においてアメリカではサービスロボットなるものの需要が増加しているそうです。

 

サービスロボットとは

サービスロボットにはいろいろな種類がありますが、今回紹介するのはサヴィオーク(Savioke)が製造しているRelayというもので主にホテルのルームサービス業務(デリバリー)を完全自立走行で行うことができるロボットです。これまでにホリデイイン、マリオットホテル、クラウンプラザなどの大手ホテルチェーンに採用されています。サヴィオークによると、コロナにより需要が大きく増加し、2020年下期の半年で前年1年間の4倍の問い合わせがあったそうです。

 

コロナ以前の記録にはなりますが、世界的に見てもサービスロボットの売上高は2018-2019において前年比32%増の112億米ドル(約1.22兆円)になったそうです。さらにこれからも需要は拡大していくとされています。

 

 

宿泊客の選択は…

宿泊の際、人間かロボットかを選べるそうなのですが、やはりロボットを選択する方が多いようです。皆さんできるだけ人間同士の接触を避けようとしているのでしょう。

 

日本でのサービスロボット

日本でもいくつかのホテルですでにこのサービスロボットが採用されているようです。客室に品物を届ける際も、英語ではなく日本語で対応してくれるみたいです。

 

これから先、コロナが収束した後もサービスロボット市場は世界規模で拡大していくと予想されています。ぜひこの市場について一度考えてみてはいかがでしょうか?

参考文献

https://www.jara.jp/various/ifr/pressrelease/pr20201112/index.html

https://www.savioke.com/blog

https://pos-cube.com/inshoku-keiei/trend/service-robot-usa/

2021年8月18日
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